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口内炎について

みなさん、こんにちは!

神戸市兵庫区にある北村歯科医院です。

気温が上がり一気に夏らしくなってきました☀️

皆様熱中症には十分気をつけてくださいね🤒

 

さて今回は口内炎についてです!

多くの方が一度は口内炎ができて痛い思いをしたことがあるのではないでしょうか?(>_<)

口内炎ができるとご飯を食べるのも痛くて本当に辛いですよね(T_T)

口内炎を早く治すには、原因に合った治療が大切です!!

早く治して美味しくご飯を食べれるようにしましょう🍙

 

<口内炎の種類>

口内炎は4つのタイプがあります。

1.アレルギー反応でできる口内炎

∟歯に詰めている金属の被せ物や、金属の入れ歯などによって金属アレルギーを引き起こし、口内炎ができる。

2.物理的な刺激によってできる口内炎

∟入れ歯や矯正の装置などが当たって傷ができたり、誤ってほっぺたの内側を噛んだり、傷から細菌が感染して炎症が起き口内炎ができる。

3.カンジタという菌によってできる口内炎

∟カンジタとは体の中に常にいる菌で、通常は炎症を起こさないが、免疫力が低下したり、口の中が乾燥したりすると炎症を引き起こし口内炎ができる。

4.アフタ性口内炎(1、2、3に当てはまらない原因のわからない口内炎)

∟このタイプが最も多い。原因は不明ですが、栄養の偏り、ストレスなどが原因だと考えられている。

 

<口内炎の治療>

口内炎の治療はまず原因の除去を行います。

アレルギー反応でできるタイプの場合は入れ歯や被せ物の金属をアレルギーが起きにくい素材のものに交換します。

物理的な刺激によってできるタイプは入れ歯や矯正装置が当たらないように調整していきます。

カンジタによってできるタイプは抗真菌薬を用います。このタイプの口内炎はステロイドを含む薬は悪化することがあるので使えません。

原因不明でできるタイプは痛み、炎症を和らげるお薬を使います。(軟膏・トローチ・貼付剤・噴霧剤など)1週間から10日、長くても2週間程度で自然に消滅するのが一般的です。

 

口内炎とよく間違われる疾患

褥瘡性潰瘍(じょくそうせいかいよう)

摩擦や圧迫などで血行が悪くなってできる潰瘍のことです。口腔内で見られるときは、歯並びが悪い部分で歯と頬がこすれている場合や入れ歯が不適合で入れ歯と歯ぐきがこすれているときによく見られます。

治療としては、口腔内を清潔に保ち原因となっている部分の除去が必要です。歯並びの改善や入れ歯の調整などが必要です。

瘻孔(ろうこう)

歯の先や歯茎のなか(歯周ポケット)にたまった膿が歯茎の外にでてきた出口の部分

治療法としては、膿のできている部分に対して治療が必要です。歯の根っこに膿がたまっている場合は、根の治療、歯周ポケットに膿がたまっている場合は歯周病の治療が必要になります。

 

 

 

神戸市兵庫区の歯医者さん 北村歯科医院