お知らせ・ブログ

【歯ぎしり注意】夜間の食いしばりが治療の寿命を縮める理由とは?

歯ぎしり(ブラキシズム)と補綴物破折の関係

~夜間の食いしばりが治療の寿命を左右します~

皆さんは「歯ぎしり」と聞くと、寝ている間にギリギリと音を立てる様子を思い浮かべるかもしれません。しかし実際には、音を伴わない“強い食いしばり”も含めて、歯ぎしりは「ブラキシズム」と呼ばれる習慣です。特に夜間は無意識で行われるため、ご自身では気づきにくいのが特徴です。

歯ぎしりが引き起こすトラブル

ブラキシズムによる過剰な力は、歯やあごだけでなく、治療で入れた詰め物や被せ物(補綴物)にも影響を及ぼします。

  • 詰め物や被せ物が欠ける・外れる

  • 歯自体がひび割れる(クラックトゥース)

  • 歯ぐきや骨に負担がかかり歯周病が悪化する

特に補綴物は人工材料で作られているため、天然の歯のしなやかさに比べると衝撃に弱い部分があります。繰り返し強い力が加わると破折や脱離が生じやすくなってしまいます。

夜間パラファンクションとは?

昼間の食事では、食べ物がクッションとなり歯や補綴物にかかる力は分散されます。しかし夜間の歯ぎしりや食いしばりでは、食べ物がない状態で数分以上も強い力が加わり続けるため、補綴物や歯へのダメージは非常に大きくなります。これを「夜間パラファンクション」と呼びます。

どんなに精密に作ったセラミック冠やCAD/CAM冠であっても、夜間の過大な力が加われば破折や脱離が起こり、治療の寿命を縮めてしまいます。

守るためのナイトガード

神戸市兵庫区にある北村歯科医院では、ブラキシズムが疑われる方には**ナイトガード(就寝時に装着するマウスピース)**の使用をおすすめしています。ナイトガードを装着することで、

  • 補綴物の破折リスクを軽減

  • 歯やあごの保護

  • 朝の顎のこわばりや頭痛の軽減

といった効果が期待できます。

まとめ

歯ぎしりや食いしばりは、自覚のないまま補綴物の寿命を縮める大きな原因のひとつです。長く治療を保つためには、治療の精度に加えて日常生活での習慣管理が不可欠です。

「詰め物がよく外れる」「朝起きると顎が疲れている」といった症状がある方は、ぜひ一度、神戸市兵庫区の北村歯科医院へご相談ください。患者さん一人ひとりに合わせた診査・診断を行い、健康なお口を長く維持できるようサポートいたします。