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むし歯を再発させないためには?

虫歯を繰り返さないために。今日からできる再発防止&予防習慣

こんにちは、北村歯科医院 院長 北村聡一です🦷

「治療したのに、また虫歯になってしまった…」
そんな経験はありませんか?
実は、一度治療した歯でも**再び虫歯になる(=二次虫歯)**ことは珍しくありません。お仕事・家事・育児で忙しく、気づかないうちにケアの時間が減ってしまうこともあります。

今回は、虫歯の再発を防ぐためのコツと、今日からできる予防習慣をご紹介します。


どうして治療した歯がまた虫歯に?

詰め物や被せ物の下で虫歯が再発するのは、

  • 治療部分と歯の間にできたわずかなすき間から細菌が侵入する

  • 歯みがきが届きにくくなり、プラークがたまりやすくなる
    といった理由があります。

再発は痛みが出にくく、気づいたときには大きく進行していることも。だからこそ、**「治療後こそ予防が大切」**なのです。


再発防止・予防のカギは「3つのコントロール」

1. 細菌のコントロール

  • 毎日の歯みがきは1日2回以上、時間をかけて丁寧に

  • 歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシで歯と歯の間もケア

  • 3〜6ヶ月に1回は**プロのクリーニング(PMTC)**で、家庭では落とせない汚れを除去

2. 糖分のコントロール

  • 「だらだら食べ」や「頻繁な間食」は虫歯リスクを上げます

  • 甘い物を食べるときは時間を決めて、食後は水で口をゆすぐ

  • ノンシュガーガムやキシリトール製品を活用するのも◎

3. 歯の強さのコントロール

  • フッ素入り歯みがき粉を毎日使用(1000ppm以上がおすすめ)

  • 定期的に歯科で高濃度フッ素塗布

  • フッ素入りの洗口剤も効果的


妊娠・出産期に気をつけたいライフスタイル要因

ホルモンバランスや生活習慣が変化しやすく、虫歯リスクが高くなる場面があります。

  • 妊娠・出産期はつわりや食生活の変化で口内環境が悪化しやすい

  • 育児や仕事の忙しさで、歯みがきが短時間・不十分になりがち

  • ダイエットや間食習慣による酸性環境の長時間化

だからこそ、**「短時間でも質の高いケア」**を意識することが大切です。


定期検診は「歯の健康の保険」

3〜6ヶ月ごとの定期検診では、

  • 虫歯・歯周病の早期発見

  • 歯石・プラークの徹底除去

  • 正しい歯みがき方法の確認

  • 必要に応じたフッ素塗布
    を行います。

忙しいからこそ、「悪くなってから行く」のではなく、**「悪くならないように通う」**習慣を。


今日から始める3つの習慣

  1. 毎日1回は、フロス+歯間ブラシをプラス

  2. 甘いものは時間を決めて食べる

  3. 3〜6ヶ月に1回の定期検診をスケジュールに組み込む


まとめ

虫歯を再発させないためには、日々のセルフケアと歯科でのプロケアが両輪です。
みなさん、仕事・家事・育児・趣味と忙しい毎日ですが、「自分の歯を守ること」は未来の自分への最高のプレゼント。

北村歯科医院では、あなたのライフスタイルに合わせた予防プランをご提案します。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください😊