学校生活や習い事に支障はある?
~矯正中のお子さんの日常サポート~
小児矯正を考えている保護者の方からよく聞かれる質問のひとつに、
「矯正を始めると学校生活や習い事に支障は出ませんか?」というものがあります。
矯正装置は口の中に入るため、最初は違和感があり日常に影響することもあります。ただし、ほとんどの場合は工夫次第で普段通りの生活を送ることが可能です。今回は、親御さんが心配しやすいシーンごとに矯正中のサポートについて解説します。
1. 吹奏楽や楽器演奏
管楽器(フルート、クラリネット、トランペットなど)を吹くお子さんの場合、矯正装置が唇や頬に当たり、最初は演奏しにくいことがあります。
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対応方法
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矯正用ワックスで装置の角をカバーすると痛みを軽減できます。
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マウスピース型矯正なら演奏時に外すことも可能。
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慣れるまで数週間は練習量を調整するのがおすすめです。
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演奏を諦める必要はなく、ほとんどのお子さんが装置に慣れて問題なく続けられます。
2. スポーツ活動
サッカーやバスケットボール、格闘技などの接触を伴うスポーツでは、装置が口の中を傷つけるリスクがあります。
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対応方法
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スポーツ用マウスガードを装着すれば安心です。
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矯正治療中でも作製可能なタイプがあるので、歯科医院に相談を。
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ランニングや水泳など接触の少ない競技では大きな制限はありません。
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装置があるからといってスポーツを諦める必要はありません。むしろマウスピースを併用することで、歯の保護にもつながります。
3. 学校給食
矯正中は「硬いものや粘着性のあるものを避ける」というルールがありますが、給食では献立を選べないため心配される方もいます。
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対応方法
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お肉や野菜が硬い場合は小さく切って食べるように指導。
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キャラメルやガムなど装置を壊す食材はもともと給食にはほとんど出ないので安心。
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どうしても食べにくいものがあれば、先生に一言伝えておくと安心です。
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大半のメニューは工夫すれば問題なく食べられます。
4. 発音や授業中の会話
装置をつけ始めた直後は「サ行」や「タ行」が話しにくいことがあります。
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対応方法
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数日〜数週間で慣れてくることが多い。
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音読や歌の練習をすることで発音も早く安定します。
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学校の先生に矯正中であることを伝えておくと理解が得やすいです。
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授業や友達との会話に大きな支障はなく、むしろお子さんが自信をもって過ごせるようサポートするのが大切です。
北村歯科医院でのサポート
神戸市兵庫区の北村歯科医院では、矯正治療を始めるお子さんと保護者の方に「日常生活サポートのポイント」を丁寧にご説明しています。
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吹奏楽やスポーツなど習い事への影響
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学校生活での注意点(給食・会話・友達との関わり)
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ご家庭でのサポート方法
を具体的にアドバイスし、安心して矯正治療を続けられるようサポートしています。
まとめ
矯正中は多少の不便や違和感はありますが、ほとんどの場合、学校生活や習い事を諦める必要はありません。
大切なのは「装置に慣れるまでのサポート」と「正しい工夫」です。
「矯正を始めたいけれど学校生活に支障があるか心配…」という方は、ぜひ神戸市兵庫区の北村歯科医院へご相談ください。お子さんの生活スタイルに合わせた矯正治療をご提案し、安心して続けられる環境づくりをお手伝いします。
詳しくは以下のHP ↓