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歯磨きだけでは落とせない食べカス

歯磨きだけでは落とせない!?

見えない食べカスの正体とは

こんにちは。神戸市兵庫区の北村歯科医院 院長北村聡一です🦷

「毎日しっかり歯を磨いているのに虫歯になってしまった…」
「最近、歯茎が腫れやすくなってきた気がする…」

そんな経験をお持ちの方はいませんか?
「ちゃんと歯磨きしているのに、どうして?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

実は、**歯磨きだけでは落としきれない“見えない食べカス”**が、お口の中にはたくさん潜んでいるのです。
今回は、その正体と、どうすればしっかり落とせるのかを、わかりやすく解説します!


◆ 歯磨きで落としきれない「食べカス」とは?

食事をすると、歯のすき間や溝にさまざまな食べ物のカスが残ります。
この「食べカス」は大きく2つに分けられます。

  1. 目に見える大きな食べカス
     ごはん粒や繊維など、歯の間や奥歯の溝に残りやすいもの。

  2. 目に見えない“バイオフィルム”のような汚れ
     細菌や食べカスが集まって、歯の表面にべったりと膜状になったもの。
     これは普通の歯磨きではなかなか取れません!

とくにこの“見えない汚れ”や歯ぐきから出る出血が、虫歯菌や歯周病菌のエサとなって、やがて歯垢(プラーク)や歯石に変化していきます。


◆ 見えない汚れが残りやすい“隠れスポット”

「ちゃんと磨いてるはずなのに…」と思っても、次のような場所は意外と磨き残しやすいポイントです。

  • 歯と歯のすき間
     ブラシの毛先が入りにくく、汚れがたまりやすい場所。

  • 奥歯の噛み合わせ部分(咬合面)
     溝が複雑で、磨き残しの温床になりがちです。

  • 歯と歯ぐきの境目(歯肉縁)
     歯周病菌が好む場所。見逃されやすいです。

  • 親知らずの周囲
     手が届きにくいため、炎症や虫歯のリスクが高くなります。


◆ 見えない汚れを落とす3つの方法

では、どうすればこうした“見えない食べカス”をしっかり落とせるのでしょうか?
以下の3つのケアをおすすめします。

① デンタルフロス・歯間ブラシを使う

歯ブラシでは届かない、歯と歯の間の汚れをしっかり除去できます。
夜だけでも習慣にすると効果的です!

② マウスウォッシュを活用する

殺菌成分入りの洗口液で、お口全体の菌を減らすサポートになります。
ただし、あくまで“補助的なケア”。歯磨きの代わりにはなりません。

③ 歯科医院でのプロのクリーニング

定期的な歯科クリーニングで、専用の機械を使って、バイオフィルムや歯石をしっかり取り除けます。
ご自宅でのケアでは届かない部分まで、プロの技術で徹底清掃!


◆ 最後に:毎日のケアに「+α」を

毎日の歯磨きはとても大切ですが、「磨いたつもり」で終わってしまっていませんか?

今のケアに、
✅ フロスの追加
✅ 月1の歯ブラシチェック
✅ 定期的なプロクリーニング
を“+α”するだけで、お口の健康はぐっと守ることができます。


◆ 北村歯科医院のおすすめ

当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせて、
・歯ブラシやフロスの使い方
・歯間ブラシ・歯磨き粉の選び方
・クリーニングのペース
など、日常で実践しやすいセルフケア方法をご案内しています。

「今の磨き方で合ってるのかな?」
「フロスって実際どうやって使うの?」

そんな疑問があれば、どうぞお気軽にスタッフへお声がけください😊


見えない食べカスをしっかり除去して、虫歯・歯周病知らずのお口を目指しましょう!

あなたの笑顔を守るお手伝いができることを、私たち北村歯科医院一同、心から願っています。


📍 北村歯科医院(神戸市兵庫区)
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