乳歯はいつごろ生えてくる?
一般的に、最初の乳歯は生後6〜8ヶ月ごろに下の前歯(下顎乳中切歯)から生え始めます。ただし、個人差が大きく、4ヶ月で生え始める子もいれば、1歳を過ぎてから生える子もいます。生える順番や時期に多少のずれがあっても、ほとんどの場合は心配ありません。
乳歯は全部で20本。3歳ごろまでにすべて生えそろうのが目安です。この乳歯の時期のケアが、永久歯の健康にも大きく影響します。
なぜ乳歯のケアが大切なの?
「どうせ永久歯に生え変わるから」と思っていませんか?じつはこれは大きな誤解です。乳歯には、次のような重要な役割があります。
乳歯の虫歯は進行が早く、気づいたときにはかなり進んでいることも。生えたその日からのケアが、将来の歯並びと口の健康を守ります。
歯ブラシはいつから・どんなものを選ぶ?
歯ブラシは最初の歯が生えたタイミングから使い始めましょう。月齢別に適したケアの方法が変わってきます。
〜生後5ヶ月
乳歯が生え始め
奥歯が生え始め
乳歯が生えそろう
仕上げ磨きのコツ
仕上げ磨きは「嫌がるから難しい…」と感じるお母さんも多いですよね。ポイントをおさえると、ぐっとやりやすくなります。
子どもが嫌がるのを力ずくで押さえる。口を大きく開けさせようと顔を強く固定する。急いで雑に磨いて終わらせる。毎回「ちゃんとして!」と叱りながら磨く。
→ 歯磨き=怖い・痛い体験として記憶され、ますます嫌いになります。
子どもの頭をひざに乗せて「ねんね磨き」をする。歌や数を数えながら楽しい雰囲気で。終わったらしっかりほめる。キャラクターの歯ブラシや好きな歯磨き粉を選ばせる。
→ 歯磨き=楽しい時間として習慣化できます。
フッ素はいつから使える?
フッ素入り歯磨き粉は、歯が生えたらすぐから使用できます。年齢に応じた使用量の目安があります。
- 生後6ヶ月〜2歳:切った爪程度(1〜2mm)のごく少量
- 3〜5歳:グリンピース1粒程度(約5mm)
- 6歳以上:1〜2cm程度
「フッ素は安全なの?」と心配されるお母さんもいらっしゃいます。日常的な歯磨きに使用する量であれば安全性に問題はなく、むしろ虫歯予防のために積極的に使うことが推奨されています。歯科医院でのフッ素塗布も、乳歯が生えたら受けることができます。
まとめ
- 歯が生えたその日から、ケアをスタートする
- 生える前から口の中を触れさせて慣れさせておく
- 仕上げ磨きは楽しい雰囲気で・寝る前に毎日行う
- フッ素入り歯磨き粉は月齢から使用OK(量に注意)
- 歯が生えたら歯科医院でフッ素塗布も検討を
「うちの子の歯の生え方が心配」「正しい磨き方を教えてほしい」「フッ素塗布を受けさせたい」など、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。歯が1本生えたら、ぜひ一度北村歯科医院へお越しください。スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。
乳歯が生え始めたお子さんのご来院を歓迎しております。歯ブラシの選び方・フッ素塗布・仕上げ磨きのご相談もどうぞ。

