2015.07.28更新

口臭が気になったことはありませんか?

口臭は自分で判断するのは難しいです。なぜなら人間の鼻はにおいに慣れてしまうとそのにおいを感知しなくなる特性を持っています。

特に口と鼻はつながっているので口のにおいには慣れてしまっています。そのため自分の息をかいでみても口臭があるか判断することが難しいのです。

これらの人は口臭に注意する必要があります!

☆歯みがきは1日1回

☆歯科医院で歯のクリーニングを1年以上受けていない

☆口の中がネバネバする

☆口が乾燥しやすい

☆舌の表面が白っぽい

☆治療していないむし歯がある

☆喫煙している

☆ストレスが多い

☆生活が不規則

☆歯ぐきから出血する

当てはまった物はありましたか?1つでも当てはまった人は口臭に注意する必要があります。

歯科医院では口臭測定器を使って口臭を測定することができます。口臭が気になる方は一度測定してみるといいと思います。

では、口臭の原因はなんなのでしょうか?

口臭の種類には、「病的口臭」「生理的口臭」「飲食物、嗜好品による口臭」の3種類があります。

病的口臭

病的口臭は口腔疾患を原因とするものが90%以上を占めています。

<口臭の原因になる口腔疾患>

☆歯周病

☆舌苔(舌に付着した白い苔のようなもの)

☆歯や入れ歯の清掃不良

☆唾液分泌の減少(ストレス・緊張・薬の影響など)

☆進行したむし歯(歯の神経まで進行しているむし歯が多数歯ある場合)

<全身疾患による口臭>

呼吸器系・消化器系・耳鼻咽喉科系・糖尿病・癌など

(胃の病気が原因となることは少ないです)

生理的口臭

生きている人には誰にでもあるのが「生理的口臭」です。

新陳代謝ではがれた細胞を口腔内の細菌が分解し、口臭の原因となるガスを発生させて起こります。

生理的口臭は、食べたり飲んだり、歯みがきやうがいをすることで、口腔内の細菌が洗い流されて数が減り、口臭は弱くなります。

また、唾液もとても重要です。唾液にはさまざまな力があります。口の中に残った物を洗い流す「浄化作用」や、細菌を抑え歯垢をつきにくくする「殺菌作用」などがあります。この2つは、口臭の発生を抑えるのに重要です。唾液の量が減ると、舌苔や歯垢がつきやすくなって、口の中の細菌が増殖してしまいます。

では、この生理的口臭が一番強くなる時間帯はいつだと思いますか?

正解は、「起床直後」です。

睡眠中は唾液の量が減り、菌が活動しやすい環境になります。そのため起床直後が口臭がもっとも強いのです。これは、朝食を食べたり、歯みがきをすれば口の中の細菌が減るので、口臭は弱まります。

起床直後の口臭が強すぎたり、口の中がネバネバする場合、寝る前の歯みがきが不足している可能性があります。

寝る前は必ず丁寧な歯みがきをして、細菌数を減らしてから寝るようにすることが大切です!

 

では、ここまでで何度か出てきた、「舌苔」はどのように掃除すればよいのでしょうか?

まず鏡で自分の舌を確認してみましょう!!舌が白色や薄黄色の苔のようなもので覆われていませんか?

もし、舌が苔のようなもので覆われていれば、それは舌苔です。

舌苔は、はがれ落ちた口の中の細胞や、食べかす、血液成分、死んだ細菌などからできており、これらはすべてたんぱく質です。

これを細菌が分解することで口臭が発生します。

では、舌苔はどのように掃除すればよいのでしょうか?

まず、歯みがきの前に必ず舌を鏡で確認する習慣をつけましょう!

そこで舌が白っぽくなっていたら歯みがきの前に舌の掃除をするようにします。

ただ、ここで注意することがあります。

それは、舌を強く磨きすぎないこと、舌ブラシや柔らかい歯ブラシ、タオルやガーゼなどを使用することです。

柔らかい歯ブラシを使用していても強くこすりすぎると舌を傷つけてしまうので注意してください。

強くこすってしまう人は、タオルやガーゼを使用するといいです。

 

舌苔の掃除の仕方について説明しましたが、口臭予防の基本はなんなのでしょうか?

それは、もちろん口の中を清潔にすることです!

口の中の歯垢を取り除くことが口臭予防の基本です!

では、みなさんは自分の普段の歯みがきがどれくらいできているか知っていますか?

綺麗に磨けていると思っていても、磨き残しがある可能性があります。

当院では、ブラッシング指導を行っています。

歯垢を赤く染め出して普段の歯みがきでどれくらい磨けているのか、磨き残しはどれくらいあるのかを確認し、1人1人に合った磨き方を見つけます。

自分がどれくらい磨けているのか気になる方は、一度確認してみるといいと思います。

また、歯みがきでは取れない歯石を定期的に歯科医院で取ってもらうことも大切です。

定期的に歯科検診をすることで、歯周病やむし歯を早めに治療を受けることができます。

入れ歯を使用している方は、毎食後入れ歯を入れ歯専用のブラシで磨き、週1回程度は入れ歯専用の洗浄剤につけて殺菌するようにしましょう。

また、よく噛んで食べることも大切で、よく噛むことによって唾液の分泌を促し、歯垢がつきにくくなります。

 

口臭は自分では気付かないことが多いので普段から意識して口の中を清潔にすることが大切です!

毎日の丁寧な歯みがきや、歯科医院に定期検診に行って口臭のない清潔な口の中を目指しましょう!

 

 神戸市兵庫区北村歯科医院

 

 

 

投稿者: 北村歯科医院

2015.07.24更新

歯周病は、歯を支える骨を溶かす怖い怖い病気です!!

歯の周りには、歯肉・セメント質、歯根膜、歯槽骨といった歯周組織があります。

この、歯周組織が病気にかかるのが歯周病と言われます。

あなたはしっていますか?歯周病は気づかないうちに少しずつ進んでいく怖い病気です。

歯を失う最大の原因です!!

歯周病の初期の段階は歯肉炎と言われる状態です。

歯肉炎は、歯周組織のうち歯肉に炎症が起きていることを言います。

これは、歯と歯ぐきの間にある溝に、プラークがたまり体が、この細菌の固まりであるプラークをやっつけようと毛細血管をたくさん作り血液をたくさん供給しようとします。そのため、赤くはれた状態になります。この状態を「歯肉炎」と言います。

歯と歯ぐきの間にある溝が、プラークの中にある歯周病菌によってセメント質や歯根膜が破壊され溝が深くなってしまった状態を「歯周ポケット」と言います。

この歯周ポケットが3mm以上になり歯を支える歯槽骨を溶かし始めた状態を「歯周炎」つまり歯周病と言います。この歯周ポケットの中でうみがたまり歯ぐきから膿がでている状態を「歯槽膿漏」と言います。

日本歯科医師会 北村歯科医院

 

歯周病の治療について

歯肉炎の場合は、日々の歯ブラシで改善する場合がとても多く、正しい歯みがきの仕方、歯みがきの習慣、食生活の指導を担当の衛生士が行うことにより治癒できます。

歯周炎の場合は、歯肉炎の場合と同じで正しい歯みがきの習慣を身につけてもらいます。また、お口全体の骨の確認のためレントゲン写真を取ることが多いです。

次に、歯の表面についたプラークの固まった歯石を取ります。これは、歯科医院専用の機械や、器具で歯ぐきの上についた歯石や、歯周ポケットの中に入り込んだ歯石を歯の一本づつ一本ずつ丁寧に、痛みのでないように取っていきます。

しかし、歯の表面が溶かされてしまって、虫歯になってしまったり、知覚過敏になってしまったりしている歯は、しみたり、痛みを感じたりする場合があります。

無事取り終えた後、歯肉の腫れが収まっている場合は、このまま歯周病の予防をしていきます。

重度の歯周炎の場合は、歯を支えている骨が溶かされている場合や、専用の機械、器具の届かないところに歯石がついている場合が多いので、歯周外科が必要な場合が多いです。時には、歯の支えている骨がほとんどない場合、抜歯が必要な時もあります。

以上、最後まで読んでもらってありがとうございます。

歯を一本でも多く残したいと思われた方!!

ぜひとも早めの受診、定期検診をおねがいします!

神戸市 兵庫区 北村歯科医院

 

投稿者: 北村歯科医院